中の湯温泉旅館の所在は長野県松本市安曇４４６７
中の湯温泉旅館の創業は１９１５年（大正５年）。かつて国道１５８号線と上高地への交差点、釜トンネル近くに旅館はありました。
しかし、安房トンネル工事が原因の水蒸気爆発により、１９９８年（平成１０年）に約２ｋｍ離れた旧１５８号、安房峠途中に移転しました。
上高地唯一、通年営業の宿として冬の上高地観光の拠点（冬季、上高地は閉山されますが、徒歩で上高地を訪れるのは可）、また、焼岳登山の中の湯コースの登山基地として利用されています。
＊冬季（概ね１１月中旬から翌年４月下旬頃）は旅館へ通じる区間を含む旧道（１５８号）が閉鎖されるため、岐阜県（平湯温泉）側および長野県側双方から旅館に直接マイカーで乗り入れることはできません。このため、冬季間は中の湯バス停前の「中の湯売店」から旅館に電話をかけ、安房峠道路の旧道接続部にあるゲートを開けてもらう必要があります。
男女別の浴室は脱衣所も広々としており、窓は大きく開放感があります。
内風呂には熱めのお湯と適温のお湯の２つの湯船があり、無色透明（ほんの少し白濁）が掛け流しされています。
外には内湯から数段、階段を降りたところに露天風呂があります。宿泊の場合は夜１０時で男女浴室が入れ替わります。また、清掃時（午前１０時〜１２時）と深夜（０時〜２時）に殺菌消毒を行っているそうです。
宿泊者は貸切風呂が利用でき予約は不要。空いていればいつでも入浴できます。そして、宿泊者は釜トンネルそばにある「卜伝の湯（ぼくでんのゆ）」にも無料で入浴できます。 |
