お湯の記録と評価 山形県
蔵王温泉 かわらや旅館
*2011年5月より日帰り施設として営業再開 |
---|
かわらや旅館の所在は山形県山形市蔵王温泉川原43番地 蔵王温泉は開湯は今から1900年ほど前、日本武尊の東征に従った吉備多賀由により発見されたという伝説が残る温泉です。 蝦夷の矢の毒に侵された吉備多賀由が、蔵王の山に迷い混んで谷あいに湧く温泉を発見し、傷を温泉に浸したところたちどころに全快したという。 その武将の名前から多賀由と呼ばれ、後に高湯と改め、さらに蔵王温泉と名を変え現在に至っています。蔵王温泉全体では1分間に5,700リットル、1日では8,700トンものお湯が湧き出ています。 かわらや旅館は標高約850m、温泉街の中心にあり壁が薄いグリーン色の宿ですぐに見つけることができました。共同浴場の「川原湯共同浴場」はこの宿のすぐ裏にあり隣接しています。 かわらや旅館は独自源泉を持っており、なんと湯船の下に源泉があり足元湧出、自噴しています。源泉の真上に浴室があり、空気に一切触れない状態の源泉を味わうことができます。 すべてが檜づくりの浴室は釘を1本も使用しない組み立てになっており、湯船の底にスノコが敷いてあり、底から湯が湧きあがってきます。 浴室の奥にシャワー室があり、カラン、シャワー、ボディソープ、シャンプーはこのシャワー室にあり、湯小屋の雰囲気を壊さない工夫がされています。 |
男性浴室と湯船 |
男性脱衣所から見た浴室 | 男性浴室と湯船 |
女性浴室と湯船 |
フロント前 | 湯上り休憩所 | 宿泊した部屋 |