お湯の記録と評価 鹿児島県
湯之元温泉 田之湯温泉
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田之湯温泉の所在は鹿児島県日置市東市来町湯田3103ー7 湯之元温泉は鹿児島市の西隣の日置市にあり、江戸時代には島津藩の御前湯もあったそうで、現在の泉源は44ヶ所。泉質は単純硫黄泉と単純温泉があります。 日帰り温泉の田之湯温泉は2つの泉源を持ち、両方のお湯をブレンドして湯船に入れられており、熱めで肌がツルツルになると評判だそうです。 湯船に注がれたお湯の色は緑色透明の時や少し白濁したり無色透明と変化しますが、私が訪れた時は源泉投入された湯船は緑色、手前の湯船は少し白濁していました。カランも10ヶ所あり洗い場も広々としています。お湯の注ぎ口にはコップが置かれ飲泉もできます。 もうひとつこちらには珍しいものがあります。それは「日本朝風呂党本部」があることです。 1978年(昭和53年)2月、朝風呂に来ていた人々が「日本朝風呂党」を立党し話題になりました。 男性浴室前に「日本朝風呂党本部」の看板が掛けられています。また、男性脱衣所には「日本朝風呂党立党宣言」が掛けられています。 宣言の内容は、朝風呂こそ健康の源であり、湯之元の湯に入って歌のひとつも歌えば意気投合し、人類愛に包まれ、原水爆全く不要。朝風呂の効用を世界平和にまで広げるユーモアのあるものでした。 |
男性浴室と湯船 |
男性脱衣所 | 男湯入口左側に「日本朝風呂党本部」の札が掲示されています |
男性浴室から見た浴室 |