お湯の記録と評価 和歌山県
湯の峰温泉 民宿 くらや
|
---|
民宿 くらやの所在は和歌山県田辺市本宮町湯峯99 約1800年前に発見されたと云われる湯の峰温泉。 湯の峰温泉の名前の由来は公衆浴場のすぐ隣にある「東光寺」の薬師如来。 その薬師如来像の胸のあたりから湯が湧いたと云われており「湯胸薬師(ゆのむねやくし)」と呼ばれました。そのことからいつしか「湯の胸」が「湯の峰」へと変わったそうです。 熊野詣の湯垢離場(ゆごりば)として、平安時代から多くの人々が湯の峰を訪れ、室町時代には小栗判官が照手姫に助けられ、湯の峰の湯(つぼ湯)に浸かり蘇生したという「小栗判官物語」は有名です。 湯の峰温泉は1957年(昭和32年)熊野本宮温泉郷の一部として川湯温泉、渡瀬温泉と共に国民保養温泉地に指定されています。 この湯の峰温泉にて100年の歴史を受け継ぐ民宿くらや。温泉地に来たという旅情を盛り上げるような外観。 温泉は源泉掛け流し。湯船は大人が2人浸かればいっぱいになる小さな檜風呂。部屋数4部屋の小さな民宿です。 部屋と廊下を隔てるものは障子だけ、トイレは共同ですが歴史ある湯治場、温泉宿の趣を感じます。 |
男性湯船・檜風呂 |
女性湯船・檜風呂 |
浴室は宿の外にあり、湯の谷川に張り出すような湯小屋 |
左「旅館 あずまや」 部屋は2面が窓で湯の峰温泉を一望でき某梅酒メーカーのCMに登場した風情ある部屋 右「旅館 伊せや」 |
男性湯船 | 女性浴室 |
右側が無料の共同駐車場 | 駐車場の前から見た湯の峰温泉 |