お湯の記録と評価 三重県
湯ノ口温泉
|
---|
湯ノ口温泉の所在は三重県熊野市紀和町湯ノ口10。 開湯は約700年前、後醍醐天皇の指示でこの周辺の金山を開発した際に発見されたとされており、南北朝時代には既に温泉地として開かれていたそうです。 その後の鉱山開発などで昭和初期には温泉は枯れてしまいましたが、1978年(昭和53年)に鉱山の閉山後にボーリング調査を行った際に、地下1300mに源泉を発見し1979年(昭和54年)に営業を始めて湯ノ口温泉は復活しました。 源泉の湯量は毎分1200リットル、湯温は45.7℃。 湯ノ口温泉は、源泉かけ流しの熊野の秘湯として昔から親しまれてきました。2015年3月26日から新築された新館で熊野材をふんだんに使用した木の香り漂う温泉施設としてオープンしました。加水・加温は一切なし。毎日湯をぬき完全清掃を行い、翌日の営業時間までに新しい湯を入れています。 近くには、世界遺産の「熊野古道」や日本の棚田百選の「丸山千枚田」、天下の名称「瀞峡」、国史跡の「赤木城跡」など観光名所が数多くあります。 |
源泉かけ流しされている、熊野材香る内湯 |
源泉かけ流しされている、熊野材香る内湯 |
寝湯 | 半身浴 | 立湯 |
半身浴 | 寝湯 | 立湯 |
男性脱衣所 | 湯上がり処 |
湯ノ口温泉から約5kmほどのところにある丸山千枚田 | |