お湯の記録と評価 大分県
湯平温泉 よろずや旅館
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よろずや旅館の所在は大分県由布市湯布院町湯平303 湯平温泉の開湯は鎌倉時代と言われています。現在のような温泉街が出来上がったのは江戸時代後期。 工藤三助という人が現在の石畳みを造ったのがきっかけだそうです。 それ以来、湯治場として発展を続け、大正から昭和初期にかけて一時代を築き、別府に次ぐ豊後の名湯として飲んで胃腸病に良く効く飲用泉として西の横綱に番付されました。 湯布院から車で15分ほどのところにある湯平温泉は、500mほどの石畳みの両側に小さな宿が密集している昭和を感じさせる温泉です。 昭和57年。「男はつらいよ」のロケがあったとか。その時のヒロインは田中裕子さん、相方が沢田研二さん。 石畳みの坂の中程によろずや旅館はあります。宿の前の石畳みの道は狭く、車が離合するのに一苦労します。 よろずや旅館は女将さんがひとりで切り盛りしている温泉旅館ですが、部屋数は5部屋、旅館というより民宿、女将さんというよりおばちゃんと言った感じです。 こちらの宿の売りは、なんといっても安い料金と女将さんの人柄だと思います。食事、女将さんの人柄、小さいけれども掛け流しの家族風呂など満足できました。1階にコーヒーメーカーがあり、自由に飲めます。 共同浴場の入浴券を100円で販売していますが、勝手にお金を入れ、入浴券を各自で持っていく自己申告制です。 |
源泉の注ぎ口 | 2人が浸かれるサイズの湯船 | シャワーはひとつ |
広くはないが綺麗に掃除された部屋 | 石畳みの中程にあるよろずや旅館 |
共同浴場へ向かう宿泊客 | よろずや旅館の前の石畳み | 石畳みはメインストリート |
共同浴場を記した看板地図 | 五軒の宿の案内写真 | 石畳みの道は登るほど狭くなる | もらった四葉のクローバー |
チェックアウト時に押し花の四葉のクローバーをくれました。このような気遣いがこの宿の人気となっているのでしょう | |||