お湯の記録と評価 静岡県
湯ケ野温泉 福田屋
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福田屋の所在は静岡県賀茂郡河津町湯ケ野236 伊豆には川端康成の小説「伊豆の踊子」にゆかりの宿が2軒あります。 伊豆の踊子を執筆した湯ケ島温泉・湯本館と川端康成が若き日(旧制1高時代)に宿泊、そこでの体験で登場する宿がこちらの福田屋です。 湯ケ野温泉は河津川沿いに数軒の宿がひっそりと並ぶ小さな温泉地。 ここ福田屋へは宿の駐車場に車を停め、川のそばまで歩いて降り橋を渡ると旅館の玄関になります。 こちらでの入浴目的は創業以来の榧(かや)の枡風呂での入浴。 榧風呂は本館の地下にあり、脱衣所から階段を7段降りたところに湯船があります。 浴室の床と湯船の縁は伊豆石、湯船のなかが榧の木で造られています。 こちらの榧風呂は貸切りでの利用。浴室前にある札を「貸切り中」にして入浴します。 周囲の壁には模様の入ったタイルが貼られ、湯船に満たされているお湯は掛け流しされており、湯の注ぎ口にはコップが置かれ飲泉ができます。 榧風呂を堪能した後、少し廊下を進み新館にある岩風呂と露天風呂でも入浴しました。こちらも貸切りでの利用です。 岩風呂はガラス張。その外が露天風呂となっています。 |
榧(かや)風呂 |
榧風呂の湯船へは数段階段を降ります |
岩風呂 | 露天風呂 |
踊り子の足湯 | 川端康成ゆかりの品々が展示されています |