よろづやの所在は、長野県下高井郡山ノ内町平穏3137
湯田中温泉は湯田中・渋温泉郷にある温泉。志賀高原から流れ出る横湯川、夜間瀬川に沿って湯煙をあげる9つの温泉のひとつです。
湯田中温泉・よろづやの別館、アネックス・湯楽庵に宿泊してきました。
よろづやは、本館、松籟荘、アネックスの3棟からなり、部屋数は全部で78室。
よろづやは江戸時代、寛政年間に創業したと言われる開業約200年の老舗旅館。
桃山風呂、東雲(しののめ)風呂での入浴も低料金で宿泊できるアネックスでも利用できます。
平成15年に国の登録有形文化財に指定された桃山風呂は、桃山調の書院造りに天平や鎌倉様式の紅梁、枡組みを交えた伽藍建築の浴場。湯船は石張りのだ円形。
昭和26〜28年にかけて造られ、木材は杉丸太、ケヤキが使用されており、天井は吹き抜けでなく、一枚、一枚、枠の中に板をはめ込んだ造りで寺院の天井(格天井)のようです。
よろづやは3ヶ所から引き込んだ温泉を掛け流しされています。
アネックス湯楽庵は、チエックインからチェックアウトまで原則、スタッフが部屋に来ることはありません。部屋への案内、部屋での湯茶の提供、布団の上げ下げは宿泊客が各自で行います。
夕食は本館の3階、朝食は湯楽庵の3階で部屋食ではありませんが、部屋食を好まない我々夫婦はこの方が楽です。
夕食の品数は12品、朝食は和食のバイキング。料理の内容、味にも大満足でした。
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