お湯の記録と評価     鳥取県

                 吉岡温泉  木風呂の宿 みや川

泉  質  アルカリ性単純泉
施  設  内湯2つ・小さな露天風呂1つ
電話番号  0857ー57ー0518
営業時間  10:00〜16:00
日帰料金  500円
評  価  ☆☆☆☆
2012年 3月25日
みや川の所在は鳥取県鳥取市吉岡温泉町878ー1 

吉岡温泉の歴史は平安時代にまでさかのぼり、江戸時代には鳥取藩主池田家の湯治場が置かれ、岩井温泉・勝見温泉と共に因幡三湯と呼ばれ栄えていたそうです。 
1966年(昭和41年)8月には、鹿野温泉と共に国民保養温泉地に指定され、ホタルの里としても知られていますが、今はひっそりとした温泉地です。 

吉岡温泉の玄関口に「木風呂の宿 みや川」はあります。共同浴場とは違う趣のある湯船が楽しめます。もちろん、お湯は掛け流しされています。 
本来は男女別の浴室があるようですが、訪れたこの日は「白うさぎ」を貸切りで利用させてもらいました。 
実は、この日訪れる2時間ほど前に(午前10時ごろ)電話を入れ、日帰り入浴の可否を確認しました。 
訪れ玄関で声をかけてもなんの反応もありません。インターフォンを鳴らしても反応なし。電話をかけたところ、室内でベルが鳴っており、少しすると転送されたようです。 
「玄関を上がり、突き当りの廊下を左に進んだ浴室を利用してください」と教えてもらい、「白うさぎの湯」貸切りで利用させたもらいました。 

お湯から上がっても、宿の人の顔を見ることもなく、また、電話をしました。 
「家内と2人分の入浴料金はどこで支払えば良いのですか?」と訊ねると「玄関のところにある缶に入れておいて下さい」とのこと。2人分の料金1,000円。千円札を1枚、缶の下に置き宿を後にしました。 
白うさぎの湯を貸切りで利用
この日は湯が張られていなかった大名の湯、この奥に小さな露天風呂がある