お湯の記録と評価 奈良県
やはた温泉
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やはた温泉の所在は奈良県吉野郡東吉野村大字大豆生720−2 東吉野村は奈良県東部に位置する村。1958年(昭和33年)3月1日、小川村、高見村、四郷村の3村が合併して東吉野村が発足。 台高山脈の北辺、高見山の西側に位置し、かつては伊勢街道を中心に発展してきました。 *ニホンオオカミ 1905年(明治38年)1月23日。東吉野村鷲家口で捕獲された若いオスがニホンオオカミの最後の生息情報とされ、絶滅したとされています。(現在、このニホンオオカミは大英博物館で標本となっています) ニホンオオカミのはく製や毛皮は世界で6体、国内でも3体しか現存していません。 国内では国立科学博物館、東京大学農学部、和歌山県立自然博物館(和歌山大学より寄贈) 海外では大英博物館(イギリス)、ベルリン自然史博物館(ドイツ)、ライデン王立自然史博物館(オランダ)に収蔵されています。 東吉野村には2つの公共温泉施設があります。「たかすみ温泉」と「やはた温泉」です。 やはた温泉は四郷川沿いにあり、対岸には100年前に建てられ、廃校になった校舎を改築した「ふるさと村」があります。 こちらには食堂や観光情報、歴史などの展示があり、宿泊施設も整っています。 やはた温泉は入ってすぐの受付。浴室が2階になっており、階段を降りると畳敷の休憩室、ロビー風の喫煙室がありこちらが1階になります。このような造りは吉野地方独特の建築様式「吉野造り」と言われています。 お風呂は内湯のみで露天風呂はありません。 浴場は御影石を使った岩風呂と古代ヒノキ造りの檜風呂が1週間ごとに男女交替です。 湯使いは残念ながら循環、加温(源泉温度20℃)ですが、塩素臭を感じることはありませんでした。 |
古代ひのき風呂 |
天然御影石の岩風呂 |
男性脱衣所 | 男性脱衣所から見た景色 |
畳の休憩室 | 喫煙室の休憩ロビー | 左側が休憩室・右側が喫煙室 | 吊り橋を渡るとふるさと村 |
玄関から入ってすぐにある受付は2階になります | ||