筌ノ口温泉 共同浴場の所在は大分県玖珠郡九重町大字田野筌ノ口
今年の3月(2010年)に熊本の温泉を訪れた時には、こちらの共同浴場の存在を知りませんでした。
その時は九州道の九重ICで降り、大分県の温泉では、川底温泉・蛍川荘で入浴し、九重夢の大吊り橋に行っていたのですが、帰ってきてから相互リンクをして頂いている「気ままな山登り」さんから、九重夢の大吊り橋のすぐ近くに、24時間入浴できる筌ノ口温泉の共同浴場の存在を教えてもらいました。
それで、今回は大分の温泉めぐりの一番最初にリベンジを兼ねて、この共同浴場を訪れることにしました。
筌ノ口、最初はこの漢字の読み方が解りませんでした。「うけのくち」と読むそうです。こちらの地形が、魚を捕る筌(うけ)の形に似ていることから名付けられたと聞きました。
筌ノ口温泉の発見は江戸時代初期の1652年。湯治場として栄えたそうです。川端康成もこの地で「浜千鳥」の構成を練ったとのこと。共同浴場なので電話はありません。こちらを訪れるのに隣接する宿「新清館」の電話番号をカーナビに入力しました。
新清館の電話番号は、0973ー79ー2131。また、共同浴場に駐車場はなく、新清館の駐車場に車を停めますが、駐車料金は200円を料金箱に入れます。
夜中の3時頃の入浴者は我々夫婦のみ。しばらくして地元の老夫婦が来られ、その後、地元の若者が6人ほど入浴に来ました。
写真は5月1日、3日に撮影したものの混合です。 |