お湯の記録と評価 奈良県
十津川温泉 旅館 植田屋
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旅館 植田屋の所在は奈良県吉野郡十津川村平谷431−9 十津川村は紀伊半島のほぼ中央に位置し、面積は奈良県全体の約5分の1を占め、村としては日本一の広さですが、その96%が山林です。 二津野(ふたつの)ダム湖畔にある十津川温泉は、元禄年間に炭焼人夫が発見したといわれる下湯を源泉とし、昭和38年にできた温泉です。 十津川温泉は平成16年に全国初の「源泉掛け流し宣言」を行い、70℃の源泉は3軒ある公衆浴場を始め、すべての旅館、民宿は掛け流しされています。 植田屋は大正時代創業の家族経営。客室数7室の小さな旅館。 十津川温泉の中心街にありますが、中心街といっても静かでこじんまりとしています。かなり地味な宿で一見すると民家にしか見えません。 浴室は階段を降りた階下にあり、男女別の内湯のみで露天風呂はありません。 浴室の一方は大きなガラス窓になっており、ダム湖の対岸は小学校の校舎。 お湯は毎日入れ替えられており鮮度は抜群です。湯の華が少し舞い、硫黄臭、金気臭、焦げ臭が心地よいお気にいりの温泉です。 こちらの宿のご夫婦は大変愛想よく、人柄もよい印象を受けました。今回は日帰り入浴でしたが、次回は宿泊したいと思います。 |
男性浴室と湯船 |
男性浴室と湯船 |
女性浴室と湯船 |
浴室前 | 男性脱衣所 | 帳場前 |