山水の所在は奈良県吉野郡十津川村平谷946−1
2012年8月10日、リニューアルオープンを機に宿名を「小料理宿 山水」から「静響の宿 山水」に変わりました。
十津川温泉源泉の発見は元禄年間、炭焼き職人が発見したといわれています。
十津川温泉の源泉地は上湯川沿いにあり、上湯温泉に対して下湯と呼ばれていました。
「小料理宿 山水」は十津川温泉街から少し離れたところにある一軒宿。下湯の源泉から100mという立地にあります。
山水では源泉温度が70℃と高温のため加水していますが、敷地内から湧き出す「湧き水」で加水。循環や塩素殺菌などしていない掛け流し、ほのかに硫黄の香りがします。
昨年、9月の台風12号がもたらした100年ぶりの豪雨。十津川村は大打撃を受け孤立してしまいました。
この時、山水は露天風呂が上湯川の激流に流されてしまい、休業を余儀なくされました。
そして、ほぼ1年を経て、今年8月10日に新たに露天風呂を造り、館内もリニューアルして営業を再開しました。
内湯部分は以前と変わりませんが、新しくできた露天スペースに露天風呂と寝湯ができました。そして新たに湯小屋を造り、貸切り風呂を2つ造りました。 |