神湯荘の所在は奈良県吉野郡十津川村平谷220
日本一広い村として知られる奈良県最南端にある十津川村は、1,000mを越える山並みが幾重にも連なる秘境の地にある村。
上湯温泉は、享保年間に里人が見つけたといわれる十津川温泉(下湯)から、西へ約5kmの上湯川上流に湧く温泉で、十津川温泉の最奥地にある一軒宿です。
上湯温泉が発見されたのは350年ほど前ですが、上湯温泉として神湯荘が営業を開始したのは、先代が湯が自噴する場所をさらに掘削した40年ほど前のこと。
源泉は85℃の高温。源泉掛け流しされており、心地よい硫黄臭が香り、湯の華も舞っており、湯に浸かるとツルツルとしてヌメリも感じます。
豊富な湯量を活かして2つの貸切り露天風呂を含む10ヶ所のお風呂を楽しめます。
本館に男女別内湯、別館に貸切り風呂2ヶ所、水の神(男性)、山の神(女性)、美肌の湯(貸切り)、癒しの湯(貸切り)の4つの露天風呂があります。男性露天風呂の水の神は道路に面していて道路側からは丸見えです。
本館から200mほど離れた上湯川沿いに洗い場、シャワーも無い露天風呂があります。この場所が上湯温泉の源泉湧出場所で本館、別館に送られています。
この露天風呂は男性は河原、女性はすぐ上の建物(半露天風呂)、女性用にお湯が溜まっていない時、男性用が混浴露天風呂扱いになることもあるようです。日帰り入浴の場合はこの露天風呂のみの利用となります。 |