お湯の記録と評価     青森県

         酸ケ湯温泉  酸ケ湯温泉旅館     

泉  質  酸性・含二酸化炭素・鉄・硫黄
 -アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
施  設  男女別 内湯(玉の湯)・千人風呂(混浴)
T E L  017-738-6400
宿泊料金  湯治部 素泊まり  2名宿泊 1人 4,350円
日帰料金  内湯か千人風呂    600円
 内湯と千人風呂共通 1,000円
 7:00~17:30   年中無休
評  価  ☆☆☆☆☆
2009年 9月20日
酸ヶ湯温泉旅館の所在は青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地

酸ヶ湯温泉の発見は800年程前で、江戸時代は津軽藩が管理していたそです。
酸ヶ湯温泉旅館は八甲田山にあり標高約925m。温泉宿としては1軒宿ですが、木造2階建で湯治部と旅館部とあり、いくつもの建物がつながっている大きな宿です。

1954年(昭和29年)には四万温泉・日光湯元温泉と共に国民保養温泉地 第1号に指定されています。
古くから地元の人々の湯治場と親しまれてきたこの宿の名物は「ヒバ千人風呂」。160畳はあるという浴室。天井までの高さが約5mある大空間には柱が1本もありません。木材は青森県産のヒバをふんだんに使用した総ヒバ造り。
乳白色の湯(自家源泉)はこんこんと湧き出し(自然湧出)、今まで湯が途切れたことは一度もないとのこと。

千人風呂には、「熱の湯」・「四分六分」・「滝湯(打たせ湯)」・「冷の湯・2ヶ所」の5つの湯船があり、それぞれ源泉や温度が違います。
8:00~9:00・21:00~22:00は女性専用タイムになっています。混浴もここではごく自然の習わし、老いも若きも男も女も、共に湯浴みを楽しむ大らかな空気が溢れています。ちなみに千人風呂には洗い場はありません。 
また、混浴の「千人風呂」とは別に「玉の湯」という浴場もあります。男女別の内湯浴場です。「千人風呂」には洗い場がありませんが、「玉の湯」には洗い場があり体を洗うことができます。 

宿泊は値段の高い順番から「イ棟2階」、「イ棟1階」、「「7号館」、「3号館」、「湯治棟(1号館・2号館・5号館・6号館)」となり、少し迷路のようになっています。
混浴の千人風呂は8:00~9:00 ・ 21:00~22:00は女性専用タイム
混浴の千人風呂は8:00~9:00 ・ 21:00~22:00は女性専用タイム
混浴の千人風呂は8:00~9:00 ・ 21:00~22:00は女性専用タイム
玉の湯(内湯)浴室と湯船・男性用
玉の湯(内湯)浴室と湯船・女性用
内湯(玉の湯)湯舎
日帰り休憩所 素泊まり廊下
宿泊棟の説明電気標示 自炊炊事場 宿泊した部屋(素泊まり