白馬岳 蓮華温泉ロッジの所在は新潟県糸魚川市大所991
標高1475mにある一軒宿。泉質の異なる温泉が合計5ヶ所楽しめます。車の通行可能期間は6月下旬〜10月20日。
宿泊の場合、電気は自家発電の為9:00PM消灯。浴衣の用意はありません。それに替わるもの、及び懐中電灯を持参してください。
上杉謙信に発見されたと伝わる湯。
ロッジの創業は昭和2年ですが、江戸時代より山小屋は存在していたそうで、1894年に日本アルプスを世界に紹介したイギリス人宣教師、ウオルター・ウエストンもこの温泉に宿泊し白馬岳に登っています。
例年3月下旬から10月20日ごろまでの営業で期間外は閉鎖されます。ロッジの開設は3月下旬からですが、残雪のため車の通行可能が6月下旬くらいだそうです。
野天風呂へはロッジの裏手の登山道を上がっていきます。
野天風呂はすべて混浴。脱衣所はなく脱衣は湯船の横の石か板の上に置くので、女性には少し厳しいかも・・
ロッジを出て左側の道を登り始めて5分ぐらいで「三国一ノ湯」に着きます。
1人が入れる小さな湯船でお湯はやや温め。登山道のすぐ脇にあり、登山の人も横を通って行くので入浴は丸見えです。
さらに5分ほど登ると蓮華温泉でもっとも有名な「仙気ノ湯」に到着。木製で6人ほどが浸かれる湯船。お湯はやや熱め。
朝日岳など北アルプスの山々が目の前に広がり絶景です。
仙気ノ湯から急な道を50mほど登ると、蓮華温泉で一番高所にある「薬師湯」があります。
岩で囲まれた3人ほどが浸かれる湯船。適温でこの時は少し緑色でした。仙気ノ湯よりも高い位置にあるので、こちらの景色も素晴らしい。
仙気ノ湯の所から5分ほど下がれば「黄金湯」に到着。
木製の湯船に透明なお湯。これまでの硫黄系のお湯と違って土類系の金気臭、やや温めのお湯なのでいつまでも浸かっておれる。
ロッジから一番近い野天風呂で林間に位置しており展望はありませんが、湯量は豊富です。 |