お湯の記録と評価　　　　　栃木県

　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　塩原元湯温泉　　　ゑびすや　　　　　　　　　　　　　　

泉　　質 　含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
施　 設 　男女別　　内湯のみ 混浴風呂
Ｔ　Ｅ　Ｌ 　０２８７－３２－３２２１
営業時間 　１１：００～１７：００　　　無　休
日帰料金 　５００円
評 　価 　☆☆☆☆☆
２００４年　７月　吉日

ゑびすや旅館の所在は、栃木県那須塩原市湯本塩原１５３

今回は「ゑびすや」で宿泊しました。
ここ塩原湯元温泉は江戸時代には数十軒の宿屋があり、湯元千軒と言われ相当賑わっていたそうです。
１６５９年の大地震によって壊滅。現在では「ゑびすや」、「大出館」、「元湯館」の三軒の宿だけになりました。
その中で「ゑびすや」が最も古いそうです。

ゑびすやには「梶原の湯」と「弘法の湯」の源泉があります。
「梶原の湯」の泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉 ３９．７℃。
「弘法の湯」の泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 ５２．１℃。

浴室は地下のようなところにあり、木造りでこじんまりしています。
「梶原の湯」は木の湯船でお湯は乳白色、硫黄臭がありやや温め。「弘法の湯」は湯船の縁が温泉成分で鍾乳石のようになっており、５分ほどおきにかなり熱い源泉が竹筒から勢いよくでる間欠泉。

女湯との仕切りは板壁で浴室の端に「女湯」と書かれたドアがあり、そこから出入りします。
「梶原の湯」は別名「ラムネの湯」とも呼ばれている炭酸泉で、昔は胃腸薬「長命丸」の原料にも使われていたそうです。
女湯 混浴風呂