お湯の記録と評価     長野県

           新湯田中温泉  清風荘    

泉  質  単純泉
施  設  男女別 内湯・露天風呂・ひのき風呂
電話番号  0269−33−3295
営業時間  13:00〜19:00 (湯めぐり手形での時間)
日帰料金  湯めぐり手形利用
評  価  ☆☆☆☆
2011年 7月16日
清風荘の所在は、長野県下高井郡山ノ内町平穏3268 

新湯田中温泉は渋・湯田中温泉郷のなかにあり、長野電鉄・湯田中駅に一番ちかくにある温泉。
湯田中駅の東側に広がる湯田中温泉に対して、西側に位置するのが新湯田中温泉です。

1891年(明治24年)に、湯田中村の三社遊郭として開発されたのが始まりで戦後、遊郭が廃止された後温泉地となり現在は6軒の旅館、ホテルが営業しています。また、共同浴場は「鶴の湯」、「亀の湯」の2つがあります。
現在の新湯田中温泉は閑静な温泉街ですが、遊郭の「内山楼」が現在の「清風荘」で、唯一、遊郭時代の建物を残しています。

今回、湯めぐり手形を利用して清風楼で入浴しました。
日帰り入浴の場合、「平清露天風呂」と「信山ひのき風呂」は男性利用。「平安風呂」が女性利用となっています。

平清露天風呂は半屋根付きで15人が浸かれるサイズ。湯使いは「平清露天風呂」は掛け流しと一部循環方式の併用。その他の「平安風呂」、「ひのき風呂」は湯船において掛け流しされています。

平安風呂の浴室は木造の湯屋建築、高い天井に湯気抜きがあり、8人ほどが浸かれる湯船はタイル張り、無色透明、無味無臭で熱めのお湯が掛け流し。
信山ひのき風呂は3人が浸かれるサイズの桧の湯船がひとつ。こちらは掛け流しされています。

以前から湯田中温泉郷のなかで「湯田中温泉」と「新湯田中温泉」の違いは何か不思議に思っていましたが、今回、温泉手形を使って新湯田中を湯めぐりすることで、新湯田中温泉ができる歴史的な経緯を知ることができました。
湯めぐり手形 : 手形1枚で3軒の旅館の風呂に入浴できる。加盟店約20軒
料金 : 湯田中温泉宿泊者 600円 日帰り利用者 1,200円
利用時間 : 13:00〜20:30(宿により利用時間が異なる場合あり)
有効期間 : 購入日より6ヶ月
購入場所 : 宿泊者 湯田中温泉協会加盟施設(我々は安代館で購入 600円)
日帰り利用者の購入場所 : 楓の湯
平安風呂の女性利用時間(13:00〜19:00) 浴室は湯屋建築高い天井に湯気抜き 掛け流し
平清露天風呂の男性利用時間(13:00〜19:00)掛け流しと循環の併用
時間帯で男女交替での使用になる信山・ひのき風呂
明治23年に建てられた遊郭「内山楼」の建物をリフォームした建物の清風楼