お湯の記録と評価 長野県
新湯田中温泉 清風荘
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清風荘の所在は、長野県下高井郡山ノ内町平穏3268 新湯田中温泉は渋・湯田中温泉郷のなかにあり、長野電鉄・湯田中駅に一番ちかくにある温泉。 湯田中駅の東側に広がる湯田中温泉に対して、西側に位置するのが新湯田中温泉です。 1891年(明治24年)に、湯田中村の三社遊郭として開発されたのが始まりで戦後、遊郭が廃止された後温泉地となり現在は6軒の旅館、ホテルが営業しています。また、共同浴場は「鶴の湯」、「亀の湯」の2つがあります。 現在の新湯田中温泉は閑静な温泉街ですが、遊郭の「内山楼」が現在の「清風荘」で、唯一、遊郭時代の建物を残しています。 今回、湯めぐり手形を利用して清風楼で入浴しました。 日帰り入浴の場合、「平清露天風呂」と「信山ひのき風呂」は男性利用。「平安風呂」が女性利用となっています。 平清露天風呂は半屋根付きで15人が浸かれるサイズ。湯使いは「平清露天風呂」は掛け流しと一部循環方式の併用。その他の「平安風呂」、「ひのき風呂」は湯船において掛け流しされています。 平安風呂の浴室は木造の湯屋建築、高い天井に湯気抜きがあり、8人ほどが浸かれる湯船はタイル張り、無色透明、無味無臭で熱めのお湯が掛け流し。 信山ひのき風呂は3人が浸かれるサイズの桧の湯船がひとつ。こちらは掛け流しされています。 以前から湯田中温泉郷のなかで「湯田中温泉」と「新湯田中温泉」の違いは何か不思議に思っていましたが、今回、温泉手形を使って新湯田中を湯めぐりすることで、新湯田中温泉ができる歴史的な経緯を知ることができました。 |
湯めぐり手形 : 手形1枚で3軒の旅館の風呂に入浴できる。加盟店約20軒 料金 : 湯田中温泉宿泊者 600円 日帰り利用者 1,200円 利用時間 : 13:00〜20:30(宿により利用時間が異なる場合あり) 有効期間 : 購入日より6ヶ月 購入場所 : 宿泊者 湯田中温泉協会加盟施設(我々は安代館で購入 600円) 日帰り利用者の購入場所 : 楓の湯 |
平安風呂の女性利用時間(13:00〜19:00) 浴室は湯屋建築高い天井に湯気抜き 掛け流し |
平清露天風呂の男性利用時間(13:00〜19:00)掛け流しと循環の併用 |
時間帯で男女交替での使用になる信山・ひのき風呂 |
明治23年に建てられた遊郭「内山楼」の建物をリフォームした建物の清風楼 | ||