お湯の記録と評価 岐阜県
新穂高温泉 中崎山荘 奥飛騨の湯
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奥飛騨の湯の所在は岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂710 新穂高温泉の草分け、北アルプス登山の飛騨側登山口にあり、井上靖の小説「氷壁」に登場した中崎山荘が2010年(平成22年)4月20日に日帰り入浴施設として再開されました。 浦田川沿いにあった中崎山荘は1950年代前半、木材商だった現オーナーの父親が建てた作業小屋を訪れるようになった登山者を受け入れたのをきっかけに宿の中崎山荘ができました。 しかし、2007年10月に国が行う蒲田川の砂防工事の領域にかかり取り壊されました。 蒲田川の工事で対岸への移転が決まっていましたが、オーナーが心筋梗塞で倒れ、旅館として再開する予定をやむなく日帰り施設へと変更したそうです。 源泉は2種類あり内湯にはアルカリ性単純温泉。少し白濁して湯の華がたくさん漂い、ほどよい硫黄臭を感じます。 露天風呂の泉質は単純硫黄泉。こちらは硫黄臭や湯の華も見られませんが、どちらも源泉掛け流しされています。 内湯は高温のため加水していますが、露天風呂の方は加水することなく、竹に源泉を上から落下して自然冷却されています。 場所は新穂高バスターミナルの裏側、新穂高ロープウエイ乗り場の近くです。 新穂高で唯一の乳白色のお湯。奥飛騨方面に行かれたらお勧めです。 |
男性浴室と湯船・アルカリ性単純泉 |
男性露天風呂・単純硫黄泉 | ミストサウナ |
女性浴室と湯船・アルカリ性単純泉 |
女性露天風呂・単純硫黄泉 |
男性脱衣所 | 浴室前 | 木材をふんだんに使っている食事処 |
休憩所 | 受付前 | 玄関 |