松宝苑の所在は岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ケ根205−128
奥飛騨温泉郷は平湯、新平湯、福地、栃尾、新穂高の5つの温泉地からなる温泉です。
全国でも指折りの湧出量を誇り、奥飛騨温泉郷に存在する露天風呂の数は全国一と言われており、新平湯温泉は奥飛騨温泉郷の中心に位置しています。
松宝苑は新平湯温泉の温泉街からやや離れた、福地温泉との中間にある落ち着いた佇まいの宿。
築120年以上の古民家を移築した合掌造りの母屋で黒豆茶を頂きながらチェックイン。
民家ならではの佇まいはどことなく優しく、いずれの調度品にもノスタルジックでいてモダンな雰囲気。黒光りした欅の柱や梁がいい雰囲気を醸し出しています。
松宝苑の客室数は本館7部屋、新館8部屋の計15部屋。我々が今回宿泊した部屋は、本館2階の「はなごろも」。
松宝苑の案内では、本館の部屋は8畳が基本のようですが、「はなごろも」は12畳+広縁という間取りでした。
松宝苑はお風呂がまた素晴らしい。ナトリウム-炭酸水素塩温泉1本と単純温泉2本の計3本の自家源泉を所有しており、露天風呂には自家源泉が直接注がれています。
中庭から望む湯舎に内湯と露天風呂があり、湯舎は檜やあすなろなど木曽五木を組んで造られた内湯、また畳敷きの脱衣所の雰囲気は最高。
松宝苑の食事の評判もすこぶる良いものです。
食事は夕食、朝食とも母屋の囲炉裏がきられた食事処で頂きます。
夕食で初めて川ふぐ(鯰)の刺身を食べましたが、想像以上に美味しかった。 |