鍾壽館（しょうじゅかん）の所在は群馬県吾妻郡中之条町四万３８９５
四万の病に効く伝説の湯として四万温泉は、鎌倉時代からその名を知られていたそうです。
上信越高原国立公園、標高７００ｍの高地に位置し、草津、伊香保温泉とともに上毛三名湯に数えられ、昭和２９年には酸ヶ湯温泉、日光湯元温泉とともに国民保養温泉地第１号に指定されています。
温泉街は５つの地区に分かれており、日向見、ゆずり葉、新湯、山口、温泉口となります。
鍾壽館は山口地区にあり、明治４０年創業の老舗旅館。エレベーターもない木造の情緒ある雰囲気の宿です。
鍾壽館の源泉は敷地内にあり、源泉温度は約６０℃、自然湧出しています。
今回、こちらでの宿泊を決めた一番の理由は、自然湧出の自家源泉を加温、加水なしの掛け流しで堪能できることです。
源泉は塩之湯（大乃湯・花乃湯・二乃湯・三乃湯・山里乃湯）と常盤乃湯（源乃湯・一乃湯）の２つ。
お風呂は男女別内湯、貸切り露天風呂の山里乃湯が３つ、混浴の源乃湯、古式風呂（館内貸切り）３つの合計９か所もあります。
露天貸切りの山里乃湯の利用時間は夜の２１：００まで、朝は７：３０から９：３０となっていますが、その他のお風呂の利用は一晩中利用できます。
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