昭吉の湯の所在は静岡県下田市横川１０６６−２４
今回の湯めぐりで是非とも訪れたい温泉が二つありました。「大沢温泉・大沢荘山の家」とこちらの「昭吉の湯」です。
県道１５号線から細い道を入って行き、観音温泉へ行く途中、左折して車がやっと登れるほどの急な坂道を登り切ったところに「昭吉の湯」はありました。道中に手書きの案内板があったので何とかたどり着けたというのが実感です。
母屋のようなところで入浴料金を支払いました。扉を開け声を掛けるとお爺さんが出てこられました。この方が昭吉さんなのか？
屋根が立派な露天風呂の湯船は伊豆石を使った２０人ほどが浸かれるサイズ。深さは大人の膝ぐらいとやや浅め。湯口の傍では４２℃ほどですが少し離れると４０℃ほどでした。
無色透明、無味無臭のアルカリ泉が加温、加水、塩素消毒なしの完全なかけ流しされています。
浴感はヌルスベ。伊豆の温泉でこれほどのアルカリ性の温泉に浸かれるとは驚きでした。
１時間ほど湯に浸かり、帰りに声を掛けると今度はお婆さんが対応してくれました。
「営業時間は何時からですか？」と聞くと「温泉のお湯は一晩中出っ放し、年寄り２人なので、朝は７時でも８時でもいいよ。ここは良いお湯しかないところだから」と話してくれました。 |
