真田庵・慈尊院   和歌山県    2016年11月20日

所在 和歌山県伊都郡九度山町九度山1413 拝観時間 9:00〜16:00 拝観料 無料 電話番号 0736ー54ー2218
善名院は、真田庵とも呼ばれ、真田昌幸・幸村父子の屋敷跡に建てられたお寺 
高野山に蟄居(ちっきょ)を命じられ、信州より紀州へとやって来ました。高野山での生活は寒く大変だったため、麓の九度山で生活したのではないかと言われています。真田昌幸はこの九度山にて亡くなり、息子の幸村は父の供養のため、森の中に塔を建てました。その後、大安上人がこの森に来たときに松の木だけ残しお寺を建てました。 
真田昌幸の墓

     慈尊院      2016年11月20日撮影
所在 和歌山県伊都郡九度山町慈尊院832 電話番号 0736ー54ー2214 拝観時間 8:00〜17:00 拝観料 無料
今からおよそ1200年前、弘法大師(空海)は嵯峨天皇から賜った高野山に真言密教の根本道場を開きました。明治5年までは高野山は女人禁制として女性が訪れることは厳しく制限されていました。
弘法大師が開いた慈尊院は女性の参拝が自由な「女人高野」として女性の祈りを集めるようになり、今では世界遺産に登録されています。 
香川県善通寺から我が子、空海を訪ねて来られた御母公、玉依御前が晩年過ごされた慈尊院。
当時、大師自ら七里(28km)四方を女人禁制としておられたので、山麓にある慈尊院に玉依御前を迎えられ、月に九度は必ず高野山上より二十数キロの山道を下って母公を訪ねられたので、この地名を「九度山」と称されるようになりました。