お湯の記録と評価 新潟県
咲花温泉 柳水園
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柳水園の所在は、新潟県五泉市佐取7241 咲花温泉の開湯は昭和29年(1954年)。阿賀野川の河畔、「先鼻地」という地名の地下18mから湧き出ので、温泉名を「咲花温泉」としたそうです。現在は深度400mから温泉を汲み上げ、7軒の旅館に45リットル/分ずつ旅館の規模に関わらず平等に配湯しています。 咲花温泉には現在7軒(2016年秋、湯元館が閉館)の宿があるのみ。 小さな饅頭屋さん(雑貨屋も兼ねている)が1軒あるのみで、コンビニや土産店もない小さな温泉地。 すぐ近くにあるJR磐越西線の「咲花駅」は無人駅。普通、駅前ならお店の1軒ぐらいありそうですが、お店はありません。 柳水園は温泉街の入り口から少し進んだ右手の坂を上がった先にあり、昭和を感じるレトロな宿。 玄関から廊下を進んだ先に浴室がありました。脱衣所は廊下より3段下がったところにあり、浴室の戸を開けると硫黄臭。 湯船は2m四方くらいの小さなもの。源泉が注がれエメラルドグリーンのお湯が満ちています。 日帰り入浴客(地元の方)が多く、訪れた2時すぎは年配の人が6人ほど入浴中。 浴室はタイルが剥がれ、壁には硫黄成分がこびり付いているので、清潔感重視の人には少しつらいかも・・ 湯使いは加水、加温、循環、塩素消毒なしの完全な掛け流し。小さな宿ならではの掛け流しの湯を堪能しました。 |
男性浴室と湯船 |
浴室のタイルは剥がれ、壁には硫黄成分がこびり付いている | 脱衣所へは3段下がった |