お湯の記録と評価     新潟県

                 咲花温泉   平左エ門        

泉  質  含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
施  設  男女別  内湯・露天風呂
電話番号  0250−47−2321
宿泊料金  1泊2食 1人 14,040円
日帰料金  600円 (10:00〜21:00)
評  価  ☆☆☆☆☆
2018年 9月 1日
いろりの宿 平左エ門の所在は、新潟県五泉市佐取7234

咲花温泉の開湯は昭和29年(1954年)。阿賀野川の河畔、「先鼻地」という地名の地下18mから湧き出たので、温泉名を「咲花温泉」としたそうです。現在は深度400mから温泉を汲み上げ、7軒の旅館に45リットル/分ずつ旅館の規模に関わらず平等に配湯しています。

咲花温泉には現在7軒(2016年秋、湯元館が閉館)の宿があるのみ。
小さな饅頭屋さん(雑貨屋も兼ねている)が1軒あるのみで、コンビニや土産店もない小さな温泉地。
すぐ近くにあるJR磐越西線の「咲花駅」は無人駅。普通、駅前ならお店の1軒ぐらいありそうですが、お店はありません。

咲花温泉での宿泊をどこの宿にするか迷いました。
「平左エ門」に決めた理由は、湯使いがすべて源泉掛け流しされていること。料金が手頃だったこと。全10室の小さな旅館であること。
玄関を上がるとすべて畳敷き。スリッパはなく素足で寛げます。宿泊した部屋は囲炉裏付の8畳の部屋(菊の間)。

男女別の内湯と露天風呂。朝6時で男女交替。
露天風呂(岩の湯)は内湯に併設されてなく、中庭を通り移動するので浴衣を使用します。この浴衣の使用は日帰り入浴の場合も無料。
お湯は期待していた綺麗なグリーン色。心地よい硫黄の香り。咲花温泉のお湯を満喫できた宿でした。
湯船左側・熱め:右側・少し温め
 
 内湯に併設されている露天風呂
露天風呂(岩の湯)側の内湯の湯船は少し小さい
露天風呂(岩の湯)は少し離れているので、脱衣所に用意されている浴衣を着て移動します
館内はすべて畳敷き 露天風呂(岩の湯)は離れているため浴衣が用意されている
宿泊した部屋(菊の間)は8畳で囲炉裏があった
平左エ門は一見、間口の狭い宿のように見えるが、阿賀野川に向かって細長く奥行きのある宿