お湯の記録と評価 新潟県
逆巻温泉 川津屋
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川津屋の所在は新潟県中魚沼郡津南町大字結東丑84−1(津南町秋山郷逆巻) 逆巻温泉は平家落人伝説が残る秋山郷の入り口にちかい北側に位置します。 1軒宿の川津屋は国道405号から車で3分ほど入った道の突き当り、山の中腹に建つ宿。 客室5部屋の小さな家族だけで切り盛りしています。建物は数年前に建て直したそうでゆとりを持ったシンプルな造り。 長野県上高地ちかくに「坂巻(さかまき)温泉」がありますが、こちらは新潟県津南町にある「逆巻(さかさまき)温泉」です。 新潟県から行く場合は津南町から国道405号をひたすら秋山郷方面へ。案内板に従って右折、中津川に架かる猿飛橋を渡り坂道を上がった先に川津屋はあります。 秋山郷と呼ばれるエリアには長野県と新潟県の県境があり、逆巻温泉の所在は新潟県です。 秋山郷は平家の落人が隠れ住んだ里。 ここ川津屋は吉川英治が「新平家物語」の構想を練り執筆した宿です。 こちらの名物は岩をくり貫いて造られた洞窟風呂(めいそうの湯)。 岩の隙間から源泉が湧き出す自然湧出です。冬の寒い時期には加温されますが掛け流しされています。 飲泉できるように注ぎ口にコップが置いてありました。 お湯は無色透明できれいに澄んでいました。湯温は温めでしたが、湯気のこもった浴室はスチームサウナのようでした。 もうひとつ内湯がありますが小さなもので2、3人が浸かれるサイズです。どちらも入浴時は札を掛けて男女別または家族貸切りで使います。 |