お湯の記録と評価 島根県
さぎの湯温泉 安来苑
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安来苑の所在は島根県安来市古川478 さぎの湯温泉は神亀年間(724〜729年)に発見されたと伝わり、戦国時代から江戸時代にかけて歴代藩主の御殿湯として栄ました。しかし、寛文6年(1667年)の大洪水で跡形もなく押し流されていました。 明治42年(1909年)、田辺六左衛門が泉源を再発見、温泉地が復興されました。 1962年(昭和37年)3月に国民保養温泉地に指定されましたが、現在、3軒の温泉旅館が営業する小さな温泉地です。 島根県安来市と言えば・・「ドジョウ掬い」で有名な「安来節」の発祥地。 また、近年はさぎの湯温泉と同じ場所にある、近代美術コレクションと庭園で有名な「足立美術館」があります。 四季折々の庭園と横山大観のコレクションが常時展示されており、温泉よりもこちらの方が有名で多くの人が訪れています。 安来苑の内湯は自然石をふんだんに使った岩風呂。入口や脱衣所は山小屋をイメージして造られています。 お湯使いは、完全な掛け流し。勿論、塩素殺菌はされていません。 さぎの湯温泉。知名度は低い温泉だと思いますが、お湯は素晴らしい穴場の温泉だと思います。 ちなみに、入浴後、隣接の食事処で親子丼を食べたのですが、安くてとても美味しかった。代金は580円だったと思います。 |
男性浴室と湯船 |
女性浴室と湯船 |
大庭園風呂の表示のある男女内湯 | 男性脱衣所 | 玄関 | 隣接の食事処の看板 |