お湯の記録と評価 静岡県
蓮台寺温泉 旅館 弥五平
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旅館 弥五平の所在は静岡県下田市蓮台寺337−1 約1200年ほど前に僧行基によって発見されたと伝わる蓮台寺温泉。 旅館 弥五平は創業が明治6年という老舗。蓮台寺温泉街通りのバス停「弥五平口」から北へ少し入った奥にあります。 すぐ前には、吉田松陰がかくまわれた村山邸(吉田松陰寓寄処)があります。 弥五平にある「薬師の湯」に入りたくて訪れました。 薬師の湯は普段は男湯のようですが、この日は家内2人で家族風呂として入らさせたもらいました。女湯の湯船を見学させてもらいましたが、家内は入らず。 薬師の湯の浴室は数段降りたところが脱衣所。また階段を数段降りたところが湯船になっています。 四角い湯船は4つに仕切られていて、それぞれお湯の温度は違います。 一番手前の湯船は底から源泉が湧きでているようで激熱。50℃以上はあると思います。 年配の女将さんから「熱いので水を加えて好みの温度にしてゆっくりと浸かって」と言ってもらえたので、2ヶ所の湯船に水を加えてお湯を堪能させてもらいました。 弥五平を出て、吉田松陰寓寄所(よしだしょういん、ぐうきょしょ)を見学しました。(入館料 100円) こちらには、吉田松陰が入浴したといわれるお風呂がありました。見学のみで入浴はできません。 |
薬師の湯 | 女性湯船 |
薬師の湯 | 玄関 |
吉田松陰 寓寄処とは幕末、ペリー艦隊の黒船に乗船し海外渡航を企てた吉田松陰が数日間寄居した場所 |
当時、皮膚病を患っていた松陰が、温泉による治療のため、蓮台寺を訪れた際に知り合った村山行馬朗(むらやま ぎょうまろう)医師と懇意になり、この村山邸にしばらく身を寄せることになった場所 |
匿われた屋根裏への階段 | 屋根裏の部屋 | 吉田松陰寓寄処 |
松陰が浸かったとされる風呂 | 吉田松陰寓寄処 | |