金井旅館の所在は群馬県吾妻郡中之条町大塚８０３
金井旅館はおよそ温泉施設があると思えない田んぼの中にある一軒宿。途中、本当にたどり着けるのかと不安になりました。
駐車場に車を止め、ここが金井旅館であるのか半信半疑のまま、旅館というよりアパートのような建物の玄関で声をかけると、体格の良いおじさんが応対してくれました。
大塚温泉は３４℃程のぬる湯で毎分９５０リットルもの湧出量があり、６００年の歴史があるそうです。
浴場は玄関の向かいにあり、建物は相当な年季が入った感じでした。
脱衣所は男女別になっていますが、浴場は混浴です。浴室には自然湧出で源泉掛け流しのお湯が湯口からドバドバと湯船に注がれ、湯船の縁から溢れ出ており、洗い場は洪水状態。
勢いが強すぎるためでしょうか、少し無粋なビニールが掛けられています。この時期では源泉掛け流しのお湯はぬるいより少し冷たく感じましたが、大きな湯船の横には、１、２人が浸かれるサイズの加温された湯船もあります。
すぐ横には宿泊できる新館が建設中でした。
客室部分は未完成でしたが、浴室（男女別内湯、混浴露天風呂）は開放されており、新旧両方のお風呂で入浴でき料金は３００円でした。
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