お湯の記録と評価 長野県
小谷温泉 山田旅館
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山田旅館の所在は、長野県北安曇郡小谷村中土18836 弘治元年(1555年)武田信玄の家臣によって発見されて以来、約450年湧き続けている温泉。 明治時代に日本を代表する4大温泉(別府・登別・草津・小谷)として、ドイツで開催された「温泉博覧会」に内務省特選で出泉されています。 江戸時代に建築された3階建ての本館は釘を1本も使わず国の登録有形文化財になっています。 本館にある男女別の内湯は、宿の裏よりの自然湧出。泉温47℃、湧出量毎分86リットル。含ラドンのお湯を2メートルの高さから落下させ温度をさげており、打たせ湯にもなっています。 やや熱めのお湯は茶褐色にかすかに濁っていてサラサラとした浴感。湯船の端には1人が寝ることのできる寝湯もあります。 吊るしてあるコップで飲泉すると、炭酸と若干の鉄味がする飲みやすいものでした。 本館とは別棟の温泉館にある内湯、露天風呂の泉源は、別の温泉が注がれています。こちらの利用は宿泊者のみ。 旅館棟と自炊棟があり、湯治の客も受け入れています。 |
男性内湯湯船 |
別棟にある宿泊者専用の内湯と露天風呂は傾斜地にあるため地下1階にあたります |
別棟にある宿泊者専用の内湯と露天風呂は傾斜地にあるため地下1階にあたります |
自炊棟にある調理場 | 宿泊した部屋から見た本館 |