お湯の記録と評価     山形県

                    小野川温泉   尼 湯              

泉  質  含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
施  設  男女別  内湯のみ
T E L  な  し
営業時間  外来入浴  7:00〜21:00  無 休
日帰料金  200円(つるや商店か山川屋商店で入浴券を購入)
評  価  ☆☆☆☆☆
2010年 7月17日
小野川温泉旅館組合の所在は山形県米沢市小野川町2500   TeL 0238−32−2740

小野川温泉は米沢市の南西にある温泉で、温泉旅館が20軒ほどの中規模の温泉街です。
小野川温泉の名前の「小野」は平安時代の歌人であり、日本美人の象徴にも掲げられている小野小町からきています。

約1200年前に小野小町が父を捜しに京都から東北に向かう途中で病に倒れ、この地の温泉に浸かって病を癒したという伝説があります。また、伊達政宗がこよなく愛した温泉でもあるそうです。

この小野川温泉には3つの共同浴場があります。「尼湯」・「滝の湯」・露天風呂の「小町の湯」です。料金は200円。足湯と飲泉所もありますがこちらは無料です。

尼湯は温泉街のど真ん中にあり小野川温泉のシンボルとなっています。
尼湯には番台がありません。外来者は「つるや商店」か「山川屋商店」で入浴券を購入し、脱衣棚に掲げ、入浴後、箱に入れます。

脱衣所と浴室は一体型のもので、湯船は6人程が浸かれるサイズ。湯船の奥の方に源泉、井戸水の注ぎ口があります。湯船を満たしているお湯は46℃と激熱でした。私はなんとか浸かりましたが、後から来られた地元のおじいさんは、すぐさま湯船の手前にある調整水の蛇口を全開にし、しばらく待った後湯船に浸かられました。
お湯の香りは硫黄臭、少し焦げ臭のような感じで、かすかにキシキシ感もあるように思いました。
男性浴室と湯船、脱衣所と浴室が一体となっています。今回初めて経験する方法です。脱衣棚に購入した入浴券を示します
源泉と井戸水が同時投入されていますが、それでも温度計は46度を示しています。温度計の上にはこの様な表示がされています
女性浴室、湯船は男性側とまったく同じ造り