お湯の記録と評価     長野県

        奥蓼科温泉郷  国民宿舎 渋御殿湯           

泉  質  単純酸性硫黄泉
施  設  男女別 内湯のみ
電話番号  0266−67−2733
営業時間  10:00〜15:00
日帰料金  日帰り 1,000円 (西の湯のみ利用)
 部屋休憩 2,000円 (西・東とも利用)
評  価  ☆☆☆☆☆
2013年 8月3日
渋御殿湯の所在は、長野県茅野市北山5520−3 

延暦2年(783年)諏訪神社の神官の霊夢によって発見され、のちに武田信玄秘蔵の湯として多くの傷病兵を治療したと伝えられています。 
また、諏訪の殿様に愛されたことから「渋御殿湯」と呼ばれました。 

八ケ岳・天狗岳の登山口でもある標高1,880mに湧く渋御殿湯は民間の国民宿舎。 
趣のある木造湯舎の本館(東の湯)には足元湧出の渋長寿湯など3つの湯船があり、「東の湯」は宿泊もしくは部屋休憩(1人利用料金2,000円)のみ利用が可能。
新館(西の湯)には2つの湯船があり、日帰り入浴を申し出ると「西の湯」(1人利用料金1,000)を案内されます。 

2人が浸かれるサイズの渋御殿湯の源泉温度は26℃。源泉温度は水温に近い温度でかなり冷たいです。泉質は強酸性で飲むとレモン水のような味がしました。 
3人が浸かれるサイズの渋長寿湯の源泉温度は31℃。こちらは足元湧出で簀子の間からプクプクと気泡が湧き上がっていました。最初は簀子の湯底が見えていましたが、浸かった瞬間に底に溜まっていた湯の華が舞い上がり、たちまち白濁しました。 
渋御殿湯を約40℃ほどに加温された湯船は4人が浸かれるサイズ。この3つの湯船を交互に何度も浸かりました。 

この後、部屋で少し休憩し、以前入浴済みの「西の湯」へと向かいました。 
今回、「東の湯」で入浴し思ったことは、渋御殿湯での入浴は「西の湯」だけでは本当のここのお湯は素晴らしさを実感できないということです。
渋御殿湯(26℃) 上がり湯(40℃) 足元湧出の長寿湯(31℃)
総檜風呂(東の湯・男性浴室と湯船
西の湯(男性浴室と湯船)
総檜風呂(東の湯・女性浴室と湯船
総檜風呂(東の湯・女性浴室と湯船)
西の湯(女性浴室と湯船)
部屋休憩で使用した部屋