お湯の記録と評価     群馬県

                   老神温泉   亀鶴旅館              

泉  質  アルカリ性単純硫黄泉
施  設  男女別   内湯のみ
T E L  0278−56−3051
営業時間  10:00〜15:00
日帰料金  300円
評  価  ☆☆☆☆
2011年10月 8日

亀鶴(きかく)旅館の所在は、群馬県沼田市利根町老神575−2

老神温泉開湯伝説は・・
昔、赤城山の神(大蛇)と日光男体山の神(ムカデ)が奥日光の戦場ヶ原で戦い、赤城山の神が弓矢で射られ、この地まで逃れました。
赤城山の山の神は、体に刺さった矢を抜いて地面に刺したところ、そこから温泉が湧き出した。
この湯に浸かると、たちどころに傷が癒え、再び日光男体山の神と戦い、男体山の神を追い返すことができたという。
そこで、日光の神を追い返したとのいわれから「追い神」の地名が生まれたと伝わっているそうです。

老神温泉の脇を通る国道120号(通称:日本ロマンチック街道)は何度も走っていましたが、老神温泉を訪れるのは初めて。
立ち寄り湯をお願いすると、今は誰も入浴していないので、男湯を貸し切りで使ってもよいですと言ってくれました。
家内が女湯を覗くと湯船は男湯の方が大きかったので、女湯は写真だけ撮り、男湯の方を貸し切りで使わせていただきました。

その男湯ですがL字形の湯船がひとつ。右奥の方は寝湯のようで湯底が浅くなっています。お湯の温度は私にとってはやや温め(40℃ほど)、熱湯が苦手な家内には適温。お湯は無色透明で白い湯の華が舞っていました。
単純硫黄泉の源泉100%、掛け流しされているとのことですが、期待したほどの硫黄臭は感じませんでした。
しかし、鮮度の良いお湯を堪能するまで浸かることができ大満足です。

男性浴室と湯船
女性浴室と湯船
 
宿の名前、亀と鶴のタイル画が浴室にありました