お湯の記録と評価     長野県

                野沢温泉  桐屋旅館      

泉  質  単純硫黄泉
施  設  男女別  内湯のみ
T E L  0269−85−2020
宿泊料金  1泊2食  13,500円
日帰料金  日帰り入浴の可否 未確認
評  価  ☆☆☆☆☆
2017年 8月26日

桐屋旅館の所在は、長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8714−2

野沢の湯の発見には諸説があります。
聖武天皇の時代の僧、行基によるものという説。修行中の山伏が見つけたという説。手負いの熊が猟師に教えたという説・・。

人々が湯治というかたちで、この山里を訪れるようになったのは江戸時代のこと。
飯山藩主松平氏が惣湯(大湯)に別荘を建て、庶民にも湯治を許可したのが始まりと言われています。

桐屋旅館は明治21年(1888年)創業の伝統ある老舗旅館。
敷地内に自然湧出の自家源泉を所有しています。湧出時は約70℃という高温ですが、湯船までに段階的に貯湯槽を設けたり、季節に応じて湯量の調節や湯温を下げる工夫をしており、湯船には生源泉掛け流し、加温、加水、循環なしの新鮮な湯が注がれています。
露天風呂はなく、内湯のみですが、掃除時間以外、24時間入浴することができます。
男性浴室と湯船
女性浴室と湯船
チェックイン時に渡されたミネラルウォーターと「ふるさとの湯」無料券
天然記念物である麻釜源泉湧出 桐屋全景