お湯の記録と評価     奈良県

          野迫川温泉  ホテル のせ川   

泉  質  単純硫黄泉
施  設  男女別 内湯のみ
電話番号  0747−38−0011
営業時間  11:00〜20:00 無 休
日帰料金  800円
評  価  ☆☆
2009年11月15日
野迫川(のせがわ)温泉の所在は奈良県吉野郡野迫川村北今西426 

野迫川村は奈良県の西北部に位置し、和歌山県との県境にある村。奈良県にある温泉ではある意味、一番の秘境にある温泉だと思います。 
奈良県北部からだと、国道168号を五条市から入り約30km、大塔町から狭い県道を約30kmほど進みます。  
奈良県の秘境の温泉に十津川温泉郷や入之波(しおのは)温泉が紹介されますが、野迫川温泉ほど国道からの枝道(県道)を進まなければならない所はないように思います。 
しかし、高野山(和歌山県)から高野龍神スカイライン経由なら、野迫川方面出口からだと県道の走行は約10km程なので、秘境のイメージは少なくなるかも・・ 
でも、高野龍神スカイラインは高野山から標高1,000mを走っている国道ですので、冬季は積雪のため閉鎖されることがあります。 

昭和45年の村の人口は1,400人でしたが現在は800人程と過疎の村。野迫川温泉は経営母体が数回変わっています。初めて訪れた10年程前の名称は「ホテルのせ川」でしたが、数年前に「ホテル ハイ・タトラ」に変わり、また、「ホテルのせ川」に戻ったようです。 

温泉は川原桶川(かわらびがわ)上流の地下400mからの湧出。泉質は単純硫黄泉。源泉温度22.5℃。加温、循環、塩素殺菌されています。 
お湯は無色透明。硫黄臭はまったく感じませんでした。塩素殺菌しているとのことですが、塩素臭は感じませんでした。 
若いスッタフの人達、掃除をされていたおばちゃんの接客は親切で気持ちの良いものですが、この温泉での入浴料金800円は少し高いと思いますので、温泉の評価は星印を2つ半としました。
 
男性浴室と湯船 
女性浴室と湯船
男性脱衣所 食堂 休憩所