お湯の記録と評価     栃木県

                    那須湯本温泉   雲海閣              

泉  質  含硫黄-カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
施  設  男女別   内湯(2ヶ所)
T E L  0287−76−2016
営業時間  8:00〜21:00   不定休
日帰料金  400円
評  価  ☆☆☆☆☆
2006年 5月 6日

雲海閣の所在は栃木県那須郡那須町湯本33

雲海閣は温泉街から急な坂を上がり少し入ったところに建つ鄙びた感じの宿です。
現在は素泊まりの宿泊と日帰り入浴の営業をしているそうです。雲海閣は2つの源泉を引いています。
どちらの浴室に行くのも洞窟風の廊下を通り、その奥にある年季の入った長い階段を降りて行きます。

遠く明礬谷から引き湯している明礬泉の「見晴らし風呂」は、天候によって無色透明であったり、濁りがでたりするそうです。
無色透明の方がお湯の状態としては良いとのこと。この日は無色透明でお湯の温度はやや熱めでした。

階段を降りきった所に硫黄泉の浴室があります。こちらのお湯は「鹿の湯」と同じ源泉からの引き湯です。
湯船はぬる湯とあつ湯に分かれています。酸性が強いお湯のため、釘を使わない木の湯船にスノコのような床。硫黄泉の臭いが充満していて良い雰囲気でした。

鹿の湯からの引き湯100%  左湯船:ぬる湯 ・ 右湯船:あつ湯
遠く明礬谷から引き湯している明礬泉の「見晴らし風呂」
浴室までは木造の階段をかなり下って行きます 雲海閣は年季の入った宿です