お湯の記録と評価     宮城県

                鳴子温泉  ゆさや旅館          

泉  質  含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩温泉
施  設  男女別 内湯・貸切露天風呂(無料)
電話番号  0229−83−2565
日帰料金  日帰り入浴 不可
宿泊料金  1泊2食 16,300円
評  価  ☆☆☆☆☆
2019年 4月29日
ゆさや旅館の所在は、宮城県大崎市鳴子温泉字湯元84 

ゆさやの名湯「うなぎ湯」は文政年間の「大八州遊記」や「撫子日記」などに紹介され江戸時代中期には世に知られていました。 
ゆさや旅館の先祖、遊佐一族は戦国の頃には越後上杉家に仕えていたが、後にこの地に移って、寛永9年(1632年)から湯治宿を始めたのが「ゆさや」の始まり。
後に伊達仙台藩より湯守に命じられ、隣にある「滝の湯」の管理を行っていましたが、今は滝の湯保存会がこの浴場を管理しています。 

創業380年の伝統を誇る宿は木造2階建て、昭和11年に改築されていますが、建築様式や構造は江戸時代から変わっていないそうで、外観は当時の姿を今に伝えており、国の「登録有形文化財」に指定されています。

地下65mから90.2℃で湧出する芒硝泉、アルカリ泉とも呼ばれています。天候や気温の変化で湯の色はエメラルドからカラス色へと日によって変化する神秘の温泉です。肌ざわりは滑らかでソフト。
「うなぎ湯」からヌメリの強いお湯を想像していましたが、ヌメリを感じることはありませんでした。
茜の湯:離れの自然に囲まれた貸切露天風呂 利用時間 14:00〜21:00(30分無料)
内湯:うなぎ湯 (21:00と8:00に男女交替)
1人しか浸かれない小さな湯船
内湯:うなぎ湯 (21:00と8:00に男女交替)
本館の前の急な坂を登った所にある貸切露天風呂

共同浴場の滝の湯はゆさや旅館の隣にあり、ゆさや旅館に置かれている無料チケットで何度でも入浴できる