ホテル浦島の所在は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165−2
*2019年4月1日から2020年3月31日まで本館の耐震補強工事のため日帰り入浴はできません。
これまでホテル浦島では宿泊2回、日帰り入浴は今回で5回訪れています。
ホテル浦島には10本の泉源があり、1日125トンの湧出量があり、すべての湯船は掛け流しされています。
13年前に訪れた時には、「ごんどう館」にあった「ごんどう湯」がなくなり、「なぎさ館」・「なぎさ元湯」という露天風呂に変わっていました。
山上にあった露天風呂の「狼煙の湯」(男性)や「天女の湯」(女性)も無くなっているようです。
訪れた人は美しい勝浦湾に面したホテル浦島の外観に驚かれると思います。
建物3棟と山の上に建つ山上館。島全体がホテルに改造されているよう。3000人を収容する超巨大な温泉ホテルです。
まずはホテル浦島で最も特徴的な「忘帰洞」(ぼうきどう)。
熊野灘の荒波によって生まれた間口25m、奥行50m、高さ15mの天然洞窟の中にできた温泉。存在は平安末期に知られていたようです。
忘帰洞の名前の由来は、大正時代に紀州藩徳川家の殿様がこの温泉に浸かったおり、「帰るのを忘れさせるほど心地よい」とほめたことからだとか。
次に「玄武洞」(げんぶどう)
こちらも忘帰洞と同じく自然にできた洞窟のなかにある温泉です。
忘帰洞よりお風呂は小さいのですが、その分荒々しい岩肌を近くに感じることができ、お風呂の近くまで打ち寄せる波が洞窟内に共鳴し、より神秘的な響きを感じ、目の前に広がる太平洋の絶景を楽しめます。 |