お湯の記録と評価 大分県
明礬温泉 鶴寿泉
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鶴寿泉(かくじゅせん)の所在は大分県別府市明礬3組 明礬温泉は江戸時代に明礬の採取地として発展した温泉。鶴寿泉は古くは鶴亀泉と呼ばれていたとの事。 旧藩政時代に明礬製造所が設置され、明礬を訪れた領主・久留島候のために村人が浴場を造って入浴させたところ、大いに喜んだことから鶴寿泉と名付けたと伝えられています。 現在の温泉は平成8年(1996年)に建てられたもの。別府市営の共同浴場ですが和風の建物が懐かしい雰囲気を醸し出しています。 明礬温泉には「鶴寿泉」と「地蔵泉」の2つの共同浴場がありますが、「地蔵泉」は現在閉鎖されています。 国道500号線の岡本屋売店の横から少し下がったところに鶴寿泉はあります。 基本的には市営の無料の共同浴場ですが、入口にある賽銭箱に寸志(100円程)を入れて入浴します。 浴室には床が石張り、木造りで正方形の湯船がひとつだけのシンプルなものです。お湯はかなり熱くわずかに白濁していました。 |
壁に書かれた熱湯注意 | 湯溜め | 湯溜めから湯船へと繋がっているパイプ |
浴室から見た脱衣所 | 湯量が調整され湯船へ | 男性浴室と湯船 |
女性浴室と湯船 |
明礬温泉は別府湾を見下ろす標高350mの高台にある。湯の花小屋が建ち製造技術は国の重要無形民俗文化財に指定されています |
明礬温泉 | 明礬地獄の前にある岡本屋売店の地獄釜 | 明礬温泉 |