みちのく深沢温泉の所在は、青森県青森市大字駒込字深沢650
八甲田の山中にある温泉ですが、青森市内から車だと30分もかからない事が意外でした。八甲田というイメージからすごい山道を走行するものと想像していましたので・・
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左の銅像:遭難し、直立したまま仮死状態で発見された後藤房之助伍長の像
八甲田雪中行軍遭難事件
1902年(明治35年)1月に日本陸軍第8師団の歩兵第5連隊が、青森市街から八甲田山の田代新湯に向かう雪中行軍の途中で遭難した事件。
訓練への参加者210名中199名が死亡(うち6名は救助後死亡)するという日本の冬季軍事訓練において最も多くの死傷者を出した事故であるとともに、近代の登山史における世界最大級の山岳遭難事故。
「八甲田山」は新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」を原作に1977年映画で公開された。 |
青森県の八甲田山周辺には特徴のある温泉が多くあり、そのなかでも「酸ヶ湯温泉」がもっとも有名ですが、「みちのく深沢温泉」の泉質は、酸ヶ湯温泉が白濁で強い酸性泉であるのとは違い、薄白緑がかった金気臭のするものです。
こちらの温泉は1983年に開業した1軒宿。建物は入浴施設とは思えない工事現場のプレハブのようなものです。浴室はすりガラスの大きな窓で明るく、内湯の湯船は2つに仕切られており、熱めとやや温めとなっています。
露天風呂は湯船がひとつ。男湯と女湯は繋がっており一応目隠し(すだれ)があるものの、見えてしまいます。
看板には宿泊、日帰り、休憩となっており、駐車場の反対側に宿泊できる建物がありました。源泉温度45.8℃のお湯が掛け流しされていて、湯量が豊富で鮮度のよい気持ちの良いお湯でした。 |