松之山温泉は新潟県と長野県の県境に近く、新潟の十日町市にある温泉です。その歴史は非常に古く約８００年前からあった温泉だそうです。
ホウ酸含有量が日本一。群馬県の草津温泉、兵庫県の有馬温泉と共に日本の三大薬湯の一つといわれています。
約１２００万年前の化石ともいえる地下海水の温泉で、温泉基準値の１５倍もの温泉成分が含まれているそうです。
鷹の湯、庚申の湯、鏡の湯、湯田の湯、じょうもんの湯、湯坂の湯、翠の湯の七ヶ所の源泉があり、泉質はナトリウム・カルシウム―塩化物泉。すべて天然に自噴しており、玉城屋旅館では、鷹の湯源泉が源泉かけ流しされています。
「越後の田舎のごっつお」と女将の手作りの品がたくさん出されます。山菜、煮物とどこか懐かしい味でした。妻有ポークのしゃぶしゃぶのコースでしたが、柔らかくておいしかった。こちらの宿は魚沼産のコシヒカリのお米にこだわり、食する時間に合わせて１人ずつ釜で炊き上げており、
「今日のメインデッシュです」と出されました。
新潟は、兵庫の灘、京都の伏見に続く全国第３位の日本酒の産地。そして酒蔵の数は日本一とのこと。
こちらの宿の４代目は利き酒師。彼が厳選した２３種の地酒の中から３種類を選び飲んだのですが、やや辛口の旨い新潟の地酒を堪能しました。（下の写真が地酒です。左から「越乃景虎：超辛口」、「たかの井：無糖加」、「八海山：特別本醸造」、とくに「越乃景虎：超辛口」が旨かった） |
