お湯の記録と評価     群馬県

                万座温泉     万座プリンスホテル 

泉  質  酸性・含硫黄-マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉
 源泉名:万座温泉 姥湯(うばゆ)
施  設  男女別  内湯・露天風呂・混浴露天風呂
T E L  0279−97−1111
営業時間  11:00〜18:00
日帰料金  1,200円
評  価  ☆☆☆☆☆
2016年 3月18日
万座温泉の標高は1800m。上信越高原国立公園内にある温泉地。
岐阜県下呂市にある濁河温泉と並び、通年自家用車で辿り着ける温泉としては日本最高所にある温泉です。源泉は硫黄泉で約80℃の高温。万座温泉のお湯は1日540万リットルという豊富な湧出量を誇り、泉質は27種類を越え、硫黄含有量も日本一だそうです。

万座には8軒の温泉宿がありますが、万座最大のホテルが「万座プリンスホテル」です。ここの露天風呂は、男女合わせて全部で8つ。
標高1800mの場所に作られた露天風呂は、“雲上の絶景露天風呂”という名前が付いているほど、ロケーションは最高!季節や条件によっては、目の前に雲海が現れることもあるそう。「万座プリンスホテル」は、万座温泉の中でも、開放感を一番感じることができる露天風呂だといえるでしょう。
内湯・露天風呂とも万座湯畑がある姥湯源泉から注がれており、源泉74.6℃の為、かなり加水してはいます。しかし、加温や循環・消毒はなしの放流式(掛け流し)で、細かい白い湯華が舞い、硫黄臭もすごい。女性専用の露天風呂は「しゃくなげの湯」で屋根付きだが、余り眺めは良くない。しかし、男性露天風呂の一番左には女性露天風呂からの出入口があり、展望の良い男性露天風呂で「混浴」も可能。
ホテルのすぐ前がゲレンデとなっており、スキーやボードを目的に来られている人も多いようですが、この時期は空いているようです。

ちなみに、冬期は草津・志賀・ルート(R292)は閉鎖されており、万座温泉に行くには、万座ハイウエイを利用するしかありません。通行料金は乗用車で片道1,050円です。
混浴露天風呂(こまくさの湯)
男性内湯(ななかまどの湯
女性内湯(ななかまどの湯) 女性露天風呂(しゃくなげの湯)
万座ハイウエイから見ることができた浅間山