お湯の記録と評価     群馬県

                     草津温泉   望 雲      

源泉名  西の河原源泉・万代鉱源泉
施  設  男女別  内湯・露天風呂
T E L  0279−88−3251
営業時間  14:00〜19:00 (要確認)
日帰料金  1,000円
評  価  ☆☆☆☆☆
2011年 7月17日

望雲の所在は群馬県吾妻郡草津町草津433−1

草津温泉には大小100ヶ所以上の自然湧出の源泉があり、その湯量は日本一です。
こちら望雲には万代鉱源泉と西の河原源泉の2つの源泉が引かれています。

万代鉱源泉は本白根山の奥深くで噴出しており、草津温泉のなかでもマグマに近い源泉で湧出温度は94〜95℃もあります。
西の河原源泉は草津の名所でもある西の河原から引いていますが、この西の河原源泉を引いている宿の数はそう多くありません。
余談になりますが、日本で1、2の巨大露天風呂の「西の河原露天風呂」に注がれている源泉は西の河原源泉ではなく、万代鉱源泉だそうです。

望雲は湯畑から西へ徒歩3分ほど、西の河原に行く西の河原通りから傾斜の緩やかな望雲坂を上り切った先にありました。
今まで何度も草津温泉、湯畑を訪れていますがこんなところに宿があることに気が付きませんでした。

フロントで日帰り入浴をお願いすると、とても親切に案内してくれました。
和風旅館ですが従業員は都会的なホテルのような洗練された応対をされていました。

浴室は「遊山(ゆさん)の湯」、「西(さい)の湯」、「万代(ばんだい)の湯」の3ヶ所があり、それぞれ露天風呂が付属しています。
日帰り入浴では、男性は西の湯と万代の湯が利用。女性は遊山の湯の利用となります。時間による男女交替制なので宿泊することで、すべてのお風呂で入浴できます。

遊山の湯露天風呂・西の河原源泉 遊山の湯内湯・万代鉱源泉 遊山の湯内湯・左:西の河原・右:万代鉱
万代の湯:露天風呂・しゃくなげ
万代鉱源泉・内湯:万代の湯
西の湯:露天風呂・茶釜の湯
西の湯:内湯・西の河原源泉