お湯の記録と評価 鹿児島県
栗野岳温泉 南洲館
|
---|
南洲館の所在は鹿児島県姶良郡湧水町木場6357 霧島連山の西端、栗野岳の中腹、標高740mにある一軒宿です。 栗野岳温泉の開湯はおよそ280年前。明治9年(1876年)には西郷隆盛も逗留したそうです。こちらの南洲館の開業は明治39年。 南洲館は裏山に自然湧出している3本の自家源泉を持っており、これらはすべて泉質が異なり、3ヶ所の湯舎で利用できます。 また、約2ヘクタールもある「八幡地獄」は岩場の間からモクモクと蒸気が噴き上がり、迫力ある光景ですが、こちらも自由に見学できます。今回訪れた時間は夕方で八幡地獄は見学せず。 今回は立ち寄り湯で、「竹の湯」と「桜湯」を利用しました。 竹の湯の泉質は酸性明礬、緑礬泉、別名「泥湯」とも呼ばれ湯は灰褐色。細かい湯の華が舞い、底には泥が沈殿しています。 桜湯の泉質は硫黄泉。薄い乳白色の肌触りは滑らかな湯でした。 蒸し風呂は桜湯の湯舎の奥にありますが、今回はこちらの利用はしませんでした。 |
竹の湯の奥にある打たせ湯 | 竹の湯・男女浴室の仕切りは途中まで | 扇型の湯船 |
桜湯・女性湯船 女性湯船の方が男性湯船より、少しだけ広い |
桜湯・男性浴室と湯船 |
天井部分 | 桜湯 男性湯船と浴室から見た脱衣所 |
駐車場から見た本館 | 竹の湯湯舎 | 桜湯入口 |