お湯の記録と評価     鹿児島県

             栗野岳温泉  南洲館   

泉  質  桜湯(硫黄泉) 竹の湯(明礬泉・緑礬泉・泥湯)
施  設  男女別 竹の湯・桜湯・蒸し風呂
電話番号  0995ー74ー3511
営業時間  8:00〜21:00 不定休
日帰料金  1ヶ所300円 2ヶ所500円 3ヶ所600円
評  価  ☆☆☆☆☆
2010年11月22日
南洲館の所在は鹿児島県姶良郡湧水町木場6357 

霧島連山の西端、栗野岳の中腹、標高740mにある一軒宿です。 
栗野岳温泉の開湯はおよそ280年前。明治9年(1876年)には西郷隆盛も逗留したそうです。こちらの南洲館の開業は明治39年。 

南洲館は裏山に自然湧出している3本の自家源泉を持っており、これらはすべて泉質が異なり、3ヶ所の湯舎で利用できます。 
また、約2ヘクタールもある「八幡地獄」は岩場の間からモクモクと蒸気が噴き上がり、迫力ある光景ですが、こちらも自由に見学できます。今回訪れた時間は夕方で八幡地獄は見学せず。 

今回は立ち寄り湯で、「竹の湯」と「桜湯」を利用しました。 
竹の湯の泉質は酸性明礬、緑礬泉、別名「泥湯」とも呼ばれ湯は灰褐色。細かい湯の華が舞い、底には泥が沈殿しています。 
桜湯の泉質は硫黄泉。薄い乳白色の肌触りは滑らかな湯でした。 
蒸し風呂は桜湯の湯舎の奥にありますが、今回はこちらの利用はしませんでした。
竹の湯の奥にある打たせ湯 竹の湯・男女浴室の仕切りは途中まで 扇型の湯船
桜湯・女性湯船 女性湯船の方が男性湯船より、少しだけ広い
桜湯・男性浴室と湯船
天井部分 桜湯 男性湯船と浴室から見た脱衣所
駐車場から見た本館 竹の湯湯舎 桜湯入口