お湯の記録と評価     群馬県

                   霧積温泉   きりづみ館      

泉  質  カルシウムー硫酸塩温泉
施  設  男女別  内湯のみ
T E L  0279−98−0008
営業時間  10:00〜18:00 
 (土・日・祝、繁忙期は15:00まで)
日帰料金  600円
評  価  ☆☆☆
2004年 8月13日
きりづみ館の所在は群馬県安中市松井田町坂本  

軽井沢方面から国道18号線を走り、峠のカーブの多い林道を約10kmほど走りました。
途中に今は廃線となった旧信越本線の線路やレンガでできた橋、「碓氷第3橋梁」が見えました。 
この美しいアーチ橋は明治時代にイギリス人技師の指導で1892年に造られ、1963年まで使われていました。 

江戸時代の終わりに発見された霧積温泉は、明治時代には十数軒の旅館や財界人の別荘が立ち並ぶ避暑地として賑わったそうですが、今は「きりづみ館」と「金湯館」の2軒の宿だけの静かな山のいで湯です。 

以前、西条八十の詩「帽子」をモチーフとした映画、森村誠一の「人間の証明」の大ヒットで有名になりました。
きりづみ館の前に「帽子」が書かれた看板もありました。 
「かあさん・・僕の帽子は何処へいったのでしょう・・」と映画のCMがテレビで流されていました。 

この日、女性用が六角形のお風呂で男性用は石風呂でした。宿泊した場合、六角風呂と石風呂は午後9時で男女入れ替えのようです。きりづみ館のお湯は透明でサラリとした浴感でやや熱めですが、金湯館にある源泉からの引湯。残念ながら掛け流しではなく循環されているようです。  

 *残念ながら平成24年4月にて閉館されました
男性湯船 女性湯船