お湯の記録と評価     群馬県

                   鹿沢(かざわ)温泉  紅葉館      

泉  質  マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉
施  設  男女別  内湯のみ
T E L  0279−98−0421
営業時間  10:00〜16:00
日帰料金  500円
評  価  ☆☆☆☆☆
2013年 6月30日
紅葉館の所在は群馬県吾妻郡嬬恋村田代681  

紅葉館は明治2年(1869年)の創業。かつて鹿沢温泉には分校、数軒の旅館が立ち並んでいましたが、大正7年の大火により焼失してしまい殆どの旅館は麓に移り、新鹿沢温泉を作りりました。鹿沢温泉に残ったのは「紅葉館」のみの1軒だけです。 

2013年6月に8年ぶりの訪問です。 
紅葉館は2013年にリニューアルされ、旧館は新しく建て替えられていましたが、浴室、背後の壁の焚火を囲み踊る人のレリーフ、湯船は以前のまま変わりありませんでした。 

以前と違い立ち寄り湯は併設のお蕎麦屋さんの玄関入口から入ります。
階段を降りたところに浴室の「雲井の湯」と称した浴室で男女別の内湯があります。
自然湧出する源泉を引くため一段低い場所に浴室を造ったそうです。木造浴室、木造湯船。湯船の縁からオーバーフローがある掛け流し。 
シャワーも蛇口もありません。お湯の色はやや緑がかって灰白濁、茶色の湯の華が舞っていました。 

鹿沢温泉は♪♪ゆ〜き〜よ、い〜わ〜よ、われら〜がやどり♪♪の「雪山賛歌」発祥の温泉としても知られています。
昭和3年、京都大学山岳部が吹雪で足止めをくらい退屈しのぎにアメリカ民謡「いとしのクレメンタリー」の曲に日本語の歌詞をつけました。
その歌詞を作詞したのが、後の第一次南極越冬隊隊長である西堀栄三郎氏です。 
実際に作詞した宿は、新鹿沢温泉の宿だそうですが、鹿沢温泉・紅葉館から少し道を登ったところに、西堀栄三郎氏直筆の歌詞の記念碑が建っています。
男性浴室と湯船
男性浴室と湯船
女性浴室と湯船