お湯の記録と評価 福島県
甲子温泉 旅館 大黒屋
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旅館大黒屋の所在は、福島県西白河郡西郷村大字真船字寺平1 1384年に高弟州安和和尚が修行旅の途中、ひとりの老翁に「この山隅には誰も知らない霊泉がある」という言葉に従って探し温泉を見つけました。この年が至徳元年、甲子(きのえね)の年にあたっていたので、甲子温泉(かしおんせん)と名付けられたそうです。 大黒屋は阿武隈川の源流域、甲子山麓の山間に湧く標高900mの谷間に建つ一軒宿。 国道289号から細い坂道を400mほど下ったところにありました。2009年に国道289号の開通を期にリニューアルされました。 150年の歴史をもつ大岩風呂(混浴)は大黒屋の代名詞のような浴場。 この湯舎へは100数段の階段を下ります。それというのも湯舎は阿武隈川源流が流れる谷底にあるためです。 縦5メートル、横15m、深さ最大で1.2mの大きな湯船です。鳥居の湯口から注がれる44℃ほどの温泉、岩盤の足元から自噴する32℃ほどの温泉が掛け流しされています。 大岩風呂と同じ源泉が注がれる桜の湯(女性専用)は檜の香りが心地よい。 男女別の恵比寿(内湯・露天風呂)の湯は大岩風呂と源泉が異なります。 日帰り入浴でも宿の方の対応は気持ち良く、入浴料金が700円はとても良心的だと思います。 |
上部4枚の写真は「ばらと温泉と日本酒ラベル」の管理者 やなぎさんからお借りしています (大岩風呂) |
大岩風呂(混浴)・桜の湯(女性専用)湯舎 |
桜の湯・浴室と湯船(女性専用) |
恵比寿の湯内湯(女性) | 恵比寿の湯露天風呂(女性) |
恵比寿の湯内湯(男性) | 恵比寿の湯露天風呂(男性) |