お湯の記録と評価 兵庫県
出石温泉 湯元館
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湯元館の所在は兵庫県豊岡市出石町福住1217−1 出石は古事記、日本書紀にも登場する古い町。平山城の城下町として基盤目状に整備され、但馬の京都と呼ばれている歴史ある街です。 下の写真の辰鼓楼は、江戸時代、藩士の登城時刻である辰の刻(朝8時)を知らせる太鼓楼だったそうですが、明治4年に旧三の丸大手門脇の櫓台に建設され、明治14年に医師、池口忠恕氏が大時計を寄贈してからは時計台としての出石のシンボルとなっています。 宝永3年(1706年)に出石藩主松平氏と信州上田藩の仙石氏がお国替えとなり、その際、仙石氏と共に来たそば職人の技法が「出石皿そば」の始まりだそうです。 街の中心から外れて出石川を渡った反対側に湯元館はあります。 約3000坪の敷地内にウインブルドンという4つの宿泊施設や蕎麦屋も経営しています。 湯元館の受付に行ってビックリ、厳ついおじさんが受付に座っていました。 その厳ついおじさんの腕元を見ると、オシメをした赤ちゃん猿がしがみついていました。(この生後4ヶ月の赤ちゃん猿が番台のマスコットになりテレビ取材が来ているそうです)。あの厳ついおじさんはこちらの社長さんでした。 お風呂ですが、露天風呂を最近になって自分で造ったそうで、男性露天風呂に「徳川吉宗の湯」、女性露天風呂には「篤姫の湯」と命名したそうです。 露天風呂のサイズは男性の方が広く10人ほどが浸かれるサイズ。女性の方は6、7人が浸かれるものでした。 一方、内湯は男女とも同じサイズで6、7人が浸かれるものです。 お湯は肌がスベスベする感じ。かすかに黄色を帯びた透明の湯、日本三大美人の湯として知られている和歌山県の龍神温泉の泉質に近いとのこと。 シャンプー、ボディーソープも完備していて300円の入浴料金には大満足でした。 |
男性内湯湯船 |
男性露天風呂・徳川吉宗の湯 |
女性内湯湯船 | 女性露天風呂・篤姫の湯 |
男性脱衣所 | 受付と休憩所 オーナーと子猿(オーナーの写真はお借りしました) |
出石散策 出石城跡と辰鼓楼 |
出石城跡と辰鼓楼 |