お湯の記録と評価     静岡県

        伊豆長岡温泉  あやめ湯           

泉  質  アルカリ性単純温泉
施  設  男女別 内湯のみ
電話番号  055−948−3840
営業時間  6:30〜9:30 13:00〜21:30 毎月20日定休
日帰料金  300円 1日休憩 800円
評  価  ☆☆☆
2006年11月23日
あやめ湯の所在は静岡県伊豆の国市古奈72−1 

伊豆長岡町は2005年4月から、韮山町、大仁町と合併し伊豆の国となりました。 
あやめ湯を訪れるのは今回で2度目です。 
前回は早朝の5時すぎに到着して開くのを待ちましたが、その日が月に一度の定休日、「20日」だったので仕方なく次の温泉へと向かいました。今回は定休日と営業時間を確認してリベンジを果たしました。 

自宅の奈良を前夜10時すぎに出発。国道1号線をひたすら走り、あやめ湯に着いたのは午前6時ごろ。少し車のなかで待っていましたが、6時15分ごろに少し早いですが入らせてもらいました。 

西琳寺というお寺の門前にある共同浴場で、組合を作って運営されています。 
普通の民家のようで「ゆ」の暖簾がなければ見落としてしまいそうです。斜め前に3台ほど停めれる駐車場もあります。 
番台におじさんがいますが、自動販売機で入浴券を購入します。 

脱衣所は年季がはいった感じですが、浴室は改装されたようで新しく綺麗でした。 
男女を仕切る壁にはタイル画やペンキ画でなく、伊豆の風景が電飾されています。 

お湯は無色透明でやや熱めのお湯でした。湯船の底に吸い込み口があり、穏やかにお湯が吸い込まれていたので、番台のおじさんに確認したところ循環しているとのことでした。 
この規模の共同浴場(湯船は4人が浸かれるサイズ)なので、完全な掛け流しだと思っていたので少し残念でした。 

*あやめ湯の由来 
あやめ姫は伊豆長岡で生まれ宮中一の美女と言われました。 
平家物語にでてくる武将、源頼政と結婚しますが源平の戦いで頼政は戦死。あやめ姫は伊豆長岡に戻り、頼政の霊を弔った。 
男性浴室と湯船
外観は民家のような「あやめ湯」

天城山隧道(旧天城トンネル)
大正7年の秋、川端康成は天城峠を越え湯ケ島、下田まで旅をしました。その体験から「伊豆の踊り子」を執筆