お湯の記録と評価     長野県

        稲子湯温泉  稲子湯旅館           

泉  質  二酸化炭素硫黄冷鉱泉
施  設  男女別 内湯のみ
電話番号  0267−93−2262
営業時間  9:00〜15:30 不定休
日帰料金  600円
評  価  ☆☆☆☆ 
2008年 8月23日
稲子湯の所在は長野県南佐久郡小海町大字稲子1343 

北八ケ岳山麓、標高1500mにある稲子湯は開湯100年をこえる温泉です。本沢温泉登山口にある1軒宿。 
宿は山道を走り抜けた感じの所にあり、以前は松原湖から徒歩でしか行けなかった秘境の場所。しかし今は小海線松原湖駅からバスが出ており、宿の前まで行けるようになりました。カラマツ林を背にした木造2階建ての建物はログハウス風。 

浴室は石造りの湯船で、それほど大きくはなく3、4人が浸かれるサイズ。 
湯小屋風な木の温もりのある浴室は窓が小さく少し薄暗いですが、風情がありなかなか良いものです。  

こちらは冷鉱泉なので沸かしてあり、循環されていますが湯口のバルブを開ければ冷たい源泉を自分で好きなだけ投入することができます。 
源泉が注がれている湯溜めは真っ白にコーティングされていました。 
コップが用意されていたので飲んでみましたが、冷たくわずかに硫黄の香りとシュワーと炭酸を感じました。 
今まで何度か炭酸泉を飲泉しましたが、これほど炭酸を強く感じたことはありません。 

湯船に注がれている加温されたお湯では炭酸の泡を感じることは出来ませんでしたが、源泉は炭酸を感じることができ想像していた以上に気持ちの良い温泉でした。
男性浴室と湯船
源泉の湯溜め